nonamenonanashi’s blog

父親の最後を忘れない為の日記

無題

早いもので父親が亡くなってから2ヶ月以上が経ってしまった

毎日、朝起きた時と、仕事から帰宅した時に線香をあげるようにしている

遺影を見て手を合わせる

母親は、毎日よく線香あげてくれるね、お父さん思いだね

と言うが、これくらいはしないとね

てか、母親も毎日線香をあげてくれるじゃん

お茶をあげたりしてるじゃん

眠れないのでスマホに入ってる父親の写真を見ていた

家族で撮った写真がほとんどなかったので、一時的に退院して自宅で介護していた時に写真を撮ったわけだが

遺影に選んだ写真は真顔、他の写真は少し笑顔だ

父親はこの時どんな気持ちだったのだろう、と考える

少し笑顔だが内心は穏やかではなかったはずだ

母親と一緒に主治医から宣告を受けた時はどんな気持ちだったのだろう

自分は仕事でその時はそこにいなかった

あとで父親と母親と自分の3人で改めて宣告を受けた時、少しの希望を信じていたが絶望になった

父親が肩を落とし俯いていた姿は今でも覚えている

どんな気持ちだったのだろう

まだやりたい事もあっただろう、話したいこともあっただろう

でももうまともに自力で歩く事すら出来なくなっていた

体調が悪くなり、最後の日が近いと悟った時、どんな気持ちだったのだろう

そして、自分がその立場になった時、どんな気持ちになるのだろう

と、写真を見て考えてしまった

少しだけど笑顔で写真を撮れたのは嬉しかった

父親の若い頃の写真①

母親と探し物で箪笥の中を調べていたら…

父親の若い頃の写真が出てきた

40代頃の写真か?

スキーをしている写真とか数枚

スキーをやったことがあるとは聞いたことがあるが、滑れると聞いたことはない

おそらく、会社で旅行に行った時の写真なのだろう

父親がピースしている

ピースなんてするんだ…と思ったが、普通にするか

一時的に退院して写真撮った時もピースしてたな…

若くて元気な父親の写真

見てると泣きそうになった

父親とは特に仲が良かったわけでもないし、仲が悪かったわけでもない

ただ、会話が少なかった

亡くなってから思う事

一緒に出かけたりしていれば良かった

一緒に撮った写真もなかった

もっといろいろ話したかった、話しておけば良かった

あとから思っても遅い事ばかりだ…

月命日

今日は父親の月命日

父親は12月7日に亡くなった

あれからもう2ヶ月か…

入院して、亡くなって、葬儀やら相続手続きやら四十九日法要やら…やる事いっぱいあって忙しかったからか、あっという間に2ヶ月経ってしまった感じ

今日は仕事でお墓参りには行けないので、2月4日に母親と一緒にお墓参りに行った

お花を買ってお供えしてきたけど、一昨日の雪でダメになっちゃったかな?

見に行ってないからわからないけど、また新しいお花を買ってお供えしよう

父親の四十九日法要④

四十九日法要と納骨法要が終わり、予約していた和食レストランへ移動し食事

予約していた時間より15分ほど到着が遅れてしまうのでお店に連絡した

お斎

自分が挨拶して献杯

あまり食が進まないが残さず食べる

いい時間になったのでお開きに

会計して外に出ると再び小雨が降ってきた

香典返しを渡して解散

帰宅

葬儀後に使っていた後飾り祭壇を片付け、購入しておいた仏壇へ父親の写真や本位牌やおりん等を置く

父親の死後、葬儀から四十九日まであっという間だった気がする

今でもふらっと帰ってくるような気がしてならない

もちろん帰ってこないのだが

お墓も仏壇も間に合ってよかった

父親へ、安らかにお眠りください

父親の四十九日法要③

1月21日11時30分

施主である自分が参列者、住職に挨拶して四十九日法要が始まった

読経が始まり魂入れ、開眼供養

施主である自分から順に焼香

30分ほどで終わった

納骨法要

朝から雨が降り続いていたが…

雨はやんで晴れてきたではないか

みなさんの行いが良いから雨がやみましたね

と住職が言った

きっと父親の心も晴れたのではないか

お墓へ向かう

幸い、地面も泥濘むことなくて良かった

お墓でも住職による読経、焼香が行われ、父親の骨壷が桐箱から取り出された

ここで最後のお別れという事で、参列者で骨壷に手を当て父親を偲ぶ

骨壷がお墓に納められ、線香をあげ合掌

父親へ、安らかにお眠りください、母親と自分を見守っていてください

父親の四十九日法要②

雨が降り続ける中、父親の遺骨等を車に積みお寺に向かう

お寺に到着

住職に挨拶し御布施等を渡す

本堂に父親の遺骨、遺影、仮位牌、本位牌、供物、卒塔婆が置かれた

まだ時間まであるので待合室で待機

部屋には昨年亡くなり、このお寺の住職にお世話になった方たちの名前と戒名が貼ってある

もちろん自分の父親の名前も貼ってある

昨年はうちの地区の班だけでも父親を含め5人が亡くなった…

5人の名前と戒名が貼ってある

親戚一同が合流、11時30分になった

施主である自分の挨拶、緊張していたがきちんと言えた

父親の四十九日法要、納骨式だ…

父親の四十九日法要①

注文していた本位牌もお墓の石も無事に用意出来た

慌ただしかったが1月21日の四十九日に間に合った

しかし天気予報が…

週間天気予報では20日、21日と雪マークがついていた

なんでピンポイントでこの2日だけ雪…

他の日は晴れてたのに…

20日は仕事だったが夜から雨になり、21日も雨の予報に変わった

雪じゃなくなったのはいいけど大雨の予報に…

21日、11時30分から父親の四十九日と納骨式だ

朝起きるとやはり雨…

雪じゃないだけマシか…仕方ない

時折、大雨が降り不安になる

礼服に着替えて親戚が来るのを待つ

親戚が来た時には小雨になってきた

父親の遺骨、遺影、仮位牌、香典返し、住職への御布施等を車に積み、お寺へ向かう