nonamenonanashi’s blog

父親の最後を忘れない為の日記

月命日

今日は父親の月命日

日曜日で仕事休みなので母親とお墓参りに行ってきた

あれからもう4ヶ月か…

新しいお花を供え線香をあげ、手を合わせる

同級生のお墓にも手を合わせる

安らかにお眠りください

写真は父親のお墓があるお寺の桜

家の庭にある枝垂れ桜も少し咲き始めた

父親よ、一緒に見たかったよ…

神様にも出来ない事

お彼岸で父親のお墓参りに行った後、用事のため電車に乗って出かけた

改札口でPASMOをかざすと、扉が開かない…

見ると78円分しか無くて残高不足と出ている…

先週電車で出かけてチャージするのを忘れていた

電車に乗りドア付近に立ち、手すりに掴まってスマホを見ていると…

背後から何やら声が聞こえてくる

よく聞いてみると…

「神様お願いします、亡くなった母親を返してください」

電車内でそう呟いている若い男性がいる

何度かそう呟いている

目的の駅に着き電車を降りてエスカレーターに乗っていると、先程の男性がまた呟いている

周りの反応は冷ややかだ

笑っている人、なんかあの人こわーい、自分の世界に入り込んじゃってるねー

と聞こえてくる

その後も男性は同じ事を呟きながら、乗り換えのために別のホームへ続く階段を降りていった

自分はその男性が見えなくなるまでその場を動かずずっと見ていた

気持ちは痛いほどわかる

自分も12月に父親を亡くしたばかりだからだ

生きていてくれたら…生き返ってくれたら…そう思う事がある

でもそれは無理なんだ

神様にもそれは出来ないんだ

父親を亡くしていなければ、なんだコイツ?と思っていたかも知れない

でも気持ちは痛いほどわかる

そんな複雑な気持ちのまま改札を出た

お彼岸

お彼岸なので父親のお墓参りにお寺まで行ってきた

時が経つのは早いもので亡くなってからもう3ヶ月以上か…

新しいお花を供え線香をあげ、母親と一緒に手を合わせる

父親よ、安らかにお眠りください…

…このお寺には自分の同級生のお墓がある

亡くなったのは昨年の3月21日だ

亡くなってから1年が経った

同級生が亡くなったのを知ったのは地域の回覧板だ

家族葬なので遅めに回覧板を出したのだろうか、葬儀の当日に回ってきた

その日の朝、起きてから頭が痛い気持ち悪いと言っていたらしく、そのまま自宅で倒れ救急車で運ばれたそうだが、自分は知らなかったし家族も知らなかった

自分は6時半に家を出るのでその後だったのか?

脳卒中だったか、入院してから1週間後に亡くなったそうだ

近所なので小さい頃からの友達だったが段々と疎遠になり何年も会っていなかったが、それは驚いたしショックだった

父親のお墓参りに行った時、同級生のお墓にも手を合わせてから帰るようにしている

どこどこの誰々さんが亡くなったと回覧板が回ってくる時がある

あら病気だったんだね、とか、まだ若いのに大変ねぇ、とか、もうそんな年齢だったんだ、とか

でもうちはそんなことない、家族が死ぬなんてない、うちは関係ないって感じでどこか他人事のように思っているところがあると思う

それが昨年、同級生の死、そして自分の父親の死で現実を突きつけられた年だった

お墓参り

7日が父親の月命日だったが仕事で行けなかったので今日お墓参りに行ってきた

新しいお花を供えてきた

亡くなってからもう3ヶ月も経ってしまったんだな…

時が経つのは早い

父親の私物もボチボチ片付けようかと思うけど、片付けたり捨てたりなかなか出来ないんだよな…

登記簿

昨年の12月7日に父親が亡くなり、いろいろ相続手続きを済ませてきたが、土地や家の登記簿はまだだった

毎月2回ほど市役所で無料相談をやっているので電話して予約が取れた

市役所へ行って司法書士の方に相談

必要と思われる書類や印鑑等を持っていったので、話はスムーズに進んだ

時間もないし会社休まないといけないし、自分でやるには難しいと思っていたので司法書士の方にお願いする事にした

やはり費用は10万円ほどするようだが

残りの必要な書類は改製原戸籍と評価証明書と教えてもらい、市役所のどこで取るかも教えてくれた

司法書士の方は先に事務所に戻り、必要書類を作成してくれるとの事

その後、司法書士事務所へ向かい書類に署名と印鑑

登録までに3週間ほどかかると言う

自分でやれば安上がりだろうけど時間がないんだよね

会社もその都度休まないといけないし…

で、有給で休むはずだったのに夜勤で人数足りないからって半日有給にされるし、仕事帰りは大雪でバイクでコケるし散々な日だ

廃車手続き

父親が亡くなってしまったので乗っていたスクーターの廃車手続きに市役所まで行ってきた

リード125

病気が見付かって入院してしまった時、廃車にしといてくれ…なんて言っていたが

何言ってるんだよ!退院したらまた乗るだろ?と言ったら

そうだな…たまにエンジンかけといてくれと言っていた

結局亡くなってしまったがまだエンジンかかるしバッテリーもあがっていなかった

自分もバイクに乗るが2台あっても乗らないので名義変更せずに廃車となった

あとは引き取ってもらうのだが想い入れもありやっぱり寂しい

でも少しずつ片付けていかないといけないんだ

父親の誕生日

今日、2月22日は父親の誕生日だ

生きていれば75歳だった

病気が発覚し入院

厳しい現実だった

何とか誕生日までは…と願っていたが…

年越しどころか予想よりかなり早く亡くなってしまった

今日は朝から寒く冷たい雨が降り続いている

きっとこの雨は、75回目のこの日を迎える事が出来なかった父親の無念の涙なのだろう…

一緒に誕生日を祝ってあげたかった